断熱と健康の関係

三重県　地熱活用自然素材の家　みのや白木です。


断熱化した家に住んでいる人の死亡率は低く、断熱化していない寒い家では
死亡率が高いというデーターがあります。ヒートショックです。

やはり家造りで一番大切なのは断熱材です。冬あたたかく、夏涼しい家造りが基本です。



大手メーカーの代表的な家造りでは高気密のビニールで部屋を囲ってしまう
工法です。断熱材はグラスウール、ロックウール、発泡ウレタンなど
石油化学製品。



外壁は熱の影響を受けやすいサイデイングを貼り室内の壁はビニールで囲み
ビニールクロスで仕上げます。

外は暑く、室内をエアコンで冷やせば密閉された壁内で結露するのが
当然の結果となります。


壁の中が結露で大変な状況になっています。
腐朽菌が発生し木を腐らせ、かび、ダニの原因にもなります。
結露は家の病気なんですね。
そしてシックハウスが誕生しました。
次にシックハウス対策と高気密の対策で24時間換気のシステムが必要になりました。

なんで改善されないのか不思議です。



昔の日本の土壁、湿気を吸って吐き出す呼吸する壁が日本の風土に適した工法でした。
その土壁に非常に似た断熱材がセルロースファイバーです。

高温多湿な国日本に適した断熱材はセルロースファイバーです。　
調湿、断熱、防音、耐火、防虫と優れものです。呼吸することで湿度をコントロールします。


冬あたたかく、夏すずしい、そんな家造りを目指しています。



来月には構造見学会でセルロースファイバー体感会も
企画しますのでぜひ見学に来てください。