三重県鈴鹿市より「家族が笑顔になる健康住宅」を設計施工しています。家造りのヒントや情報を発信させていただきます。どうぞよろしくお願いします。目に見えない箇所にこだわる究極の自然派住宅。日本の風土に適したセルロースファイバー断熱材。電磁波カット、埋炭、漆喰、酵素、快適に暮らせる暖かい、健康住宅に取り組みます。
2013年6月10日月曜日
快適な空間を実現する!
地熱活用 自然素材の家 みのや白木です。
快適な空間を実現する!
快適の定義とは・・・・
温熱環境を形成する各要素がバランスよく保たれている状態
温度、湿度、気流、放射、活動量、着衣量の6つです。
☆温度(熱)とは ・・・
気温のこと。室内の温度が高ければ暑いし、低ければ寒い。
☆湿度(湿気) ・・・
空気中に含まれる蒸気量のことです。多すぎれば不快、
少なければカラッとして気持ちよい。
☆気流 ・・・
空気の動き、風のこと。微風から暴風まで風の動き方で快適さも変わります。
☆放射 ・・・
電磁波によって伝わる熱のこと。床、壁、天井、家具などから放射されます。
室温は適温でも放射温度が高ければ暑く感じてしまいます。
☆活動量と着衣量 ・・・
さむい冬でも運動をすれば服を脱ぎたくなるように、
体を動かす量によって暑さ寒さが変わります。着衣量は着ている衣服の種類や枚数のこと。
暑いときに上着を脱ぐと涼しくなります。皮膚の表面から逃げる熱の量が快適さを左右します。
体感温度が大切
温度とは別に実際に何℃くらいか感じる指標が体感温度です。
夏の北海道、温度は30度 涼しく感じます
夏の三重県鈴鹿市 同じ温度なのにベタベタ蒸し暑く感じますね。
これが体感温度です。
☆気温10℃以上なら、湿度が上昇するほど暑く感じる。気温10℃以下なら、湿度が上昇するほど寒く感じる。これをミスナールの体感温度といいます。
風速1メートル/秒につき体感温度は1℃下がります。リンケの体感温度といいます。
☆熱は高いほうから低いほうへ動きます。熱の動きを制御する・・・断熱材が重要となります。
湿度が高いとなんで不快なの
人間の体は2つの方法で体温調節を行っています。1つは皮膚の表面から空気中へ熱を逃がすこと。
もう一つは汗が蒸発する際に熱(気化熱)が奪われることです。湿度が高くなると汗が蒸発しにくくなり、
体温調節機能が阻害されます。これが不快の正体です。
放射ってなんですか
放射というのは電磁波の一種で、物質から物質へ電磁波により伝わる熱をいいます。
エアコンによる熱の移動と違うのは、空気を対流させて室内の温度を変化させるわけではないことです。
部屋の空気は温められませんが、部屋にある物は放射によって温められます。
熱には、伝道、対流、放射という3種類の伝わり方があります。
放射は、空気や水などがなくても高温の物体から低温の物体へ熱が移動することをいいます。
宇宙空間には空気がありませんが、太陽の熱エネルギーは地球まで届きます。これは放射によるものです。
伝導・・・分子の動きが活発化しながら熱が伝わる。ヤカンが底から熱くなる。
対流・・・物質の移動により熱が伝わる。温まった水が下から上に移動し始める。
放射・・・電磁波により熱が伝わる。火の近くにいると温かい。
C値、Q値ってなに?
C値・・・隙間相当面積
建物にどれだけの隙間があるかを表し、気密性能を示す指標。
C値が小さいほど、住宅の隙間が少ない。
家全体にある隙間面積(cm2)を延べ床面積(m2)で割ったもので、単位はcm2/m2
Q値(W/㎡・K)・・・熱損出係
室内と外との温度差が1度ある時、家全体から逃げる熱量(ワット)を
床面積(平方メートル)で割った数値。
値が小さいほど暖房した熱や冷房した冷気を外に逃がしにくい家。
熱伝導率とは?λ(ラムダ)
物質における熱の伝わりやすさを表す値で、
その値が小さいほど熱が伝わりにくい (=断熱性能が良い)材料といえます。
熱伝導率は、材料の厚みに関係なくその材質によって決まります。
単位は、W/mK で表わされ、材料の両面に1℃の温度差がある時、
1mの厚みの材料の中を、1時間でどの程度の熱量が通過するかを表しています。
熱抵抗値とは?R(アール)
ある厚みの材料の熱の伝わりにくさを表す値です。
「厚み÷熱伝導率」の計算で求められ、
その値が大きいほど熱が伝わりにくい (=断熱性能が良い)材料。
単位は、 m2・K/W で表わされます。
R(熱抵抗値)=d(厚み)/λ(熱伝導率) によって計算することができます。
次世代省エネルギー基準
省エネの考え方は、地球温暖化防止のため、エネルギーの消費量を少なくしましょうという考え方です。
昔からの日本の家では、すきまだらけで、断熱性が低く、暖房・冷房が高くつく、
そのため、高気密・高断熱化による暖房・冷房にかかるエネルギーを少なくしようとするわけです。 ・・・考え方は良いですが、、、
考え方
ログハウスは最高の住宅といわれています。
夏涼しく、冬は暖かい、体感すれば本物の心地よさが感じられると思います。
家の数値で計ればログハウスは隙間だらけです。
実際の住み心地は、冬すごく暖かいし夏は涼しく快適です。
数値も確かに大切ですが、やはり体で感じる快適性が一番大切だと思います。
風の取り込み方も大切 通風ルートをつくる。
屋根の関係と日差しの関係を考える。
冬の太陽と夏の風は取り込みたい。
開口部、窓ガラスにこだわる。
断熱材は日本の風土に適した湿気をためない呼吸する断熱材・セルロースファイバー。
遮熱シートを屋根に使用する。熱をカットする。
自然のエネルギーである地熱の利用でエアコンの負荷を減らす。
基礎断熱で基礎が蓄熱層になる。
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