2016年11月28日月曜日

毎年冬になると、全国で  約1万7000人もの人々がヒートショックで急死されています。


健康住宅とリフォーム みのや白木です。



家造りで失敗しない為の 情報を、お伝えします!

今回はヒートショックについて説明します。


毎年冬になると、全国で 
約1万7000人もの人々がヒートショックで急死されています。

ヒートショックとは?

ヒートショックとは、家の中の 急激な温度差が 
もたらす身体への悪影響のことです。
急激な温度変化により、血圧が大きく変動することで、
失神や心筋梗塞、脳梗塞などを起こすことがあります。

家庭内で 高齢者が死亡する原因の 4分の1を占める
「ヒートショック」年間1万人以上  
(平成25年中の交通事故死 4,373人)

さらに病死と判断されている方も多く、実際の数は 
もっと多いと考えられています。
少なくとも交通事故の2倍の死亡数であり、大きな問題です。
浴槽内 溺死の8割以上は高齢者であり、その最大の
原因と考えられています。


住宅の暖かさに不満を感じている

暖差リスク予防委員会が、2014年10月に インターネットで
行ったアンケートによると、約半数が 冬の住宅の暖かさに
不満を持っている。なんと、46.2%と 約半数が「やや不満」
「不満」と回答しています!


さらに暖房をつけても 部屋が寒い、暖房をつけた後、
部屋が暖まるのに 時間がかかると続きます。
やはり全国調査でも、脱衣所、浴室などを寒い場所と 
感じているようです。


入浴時には服を脱ぐことで寒さが増し、体内では熱が
逃げないように皮膚表面の血管を縮めるため、
血圧が上昇します。湯船で温まりますが、この時に
身体を温めるため、皮膚の血管が広がり血液を温めます。
しかし血管が広がることで血圧が急激に低下します。

この急激な血圧変化が重大な病気を起こします。
最悪の場合命を落とす場合もあり、
高齢者が自宅で亡くなる大きな原因となっています。


世界基準でみた エコ住宅を考える



先進国では、24℃ぐらいに設定して、家の中を 
全館暖房しています。
無暖房の状態でも室温が18℃を下回らないような
基準になっています。


それに対して日本ではリビングを 暖房で20℃程度を
保とうとしますが、脱衣場などの非暖房室は外気温に
左右されて、10℃以下しか ないような状況を我慢して
暮らしています。


これが他の先進国に比べて、ヒートショックで亡くなる人が
多い原因になっているのです。
「日本以外の先進国では、全館冷暖房が基準になっています」



住宅性能の低い家が ヒートショックの理由


ヒートショックを防止するには「家の中で 温度差が出来る
だけない状態を作る」ことがとても重要です。
そして、他の先進国と同様「全館冷暖房」が 
体に負担の少ない環境づくりのベースになることも
分かりました。  

                
minoyaが全館冷暖房をお勧めする理由の一つです。      
魔法瓶のような 家造りが大切です。   
           
家族が 健康で快適に 暮らせることが一番です!


最後にヒートショックによる 事故を未然に防ぐには?

冬場の入浴時の事故を未然に防ぐためには、

居間と脱衣所と浴室の温度差を できるだけ
小さくしておくことが大切です。  
また、ぬるめの湯加減でじんわり体を温めるのがいいようです。


1. 脱衣所に暖房器具を置くなどして、入浴前に脱衣所を
    暖かくしておく  居室と脱衣所との温度差をなくす。

2. 浴槽のふたを開けたり、服を脱ぐ前に浴室の床や壁に
     温かいシャワーをまくなどして、浴室を暖めておく 
    脱衣所と浴室との温度差をなくす。

3. 湯船に入る前に、手や足といった末端の部分から 
    かけ湯をして、徐々に体を温めていく 
    ぬるめの湯で じんわり 体を温める。

4. いきなり肩まで湯船に沈めずに、足からゆっくりと入り、
    徐々に肩まで沈めていく

5. 入浴時間は、ほんのり汗ばむ程度にする

6. 湯船から出る際は、急に立ち上がらずに 
               ゆっくりと立ち上がり、湯船から出る

7. 飲酒後の入浴は避ける
8. 入浴の 前後には コップ1杯程度の水分を補給する


 今回は、ヒートショックについて説明しました。









全館空調の家 三重県


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