健康住宅とリフォーム みのや白木です。
身近な所では、目薬やソフトコンタクトレンズの
保存液に使われていたりします。
人間などの哺乳動物がほう素を必要以上に
摂取した場合、腎臓の浄化作用で
短期間に排せつされます。
ほ乳類にとっての急性毒性は食塩と同程度です。
一方、腎臓を持たないあらゆる下等生物の場合には、
過剰摂取することで細胞レベルでエネルギー代謝
できなくなり、 餓死することが分かっています。
代謝という生命の基本プロセスに作用するので、
抵抗力を獲得することもありません。
3億年もの昔に起源を持つゴキブリ対策に
ホウ酸団子が使われていることからも分かると思います。
また、揮発や分解によって滅失することのないほう素は、
物理的な移動が起こらない限りそこに存在し続けます。
半永久的な効果が期待できるのです。
環境に優しくほ乳類に安全。確実に害虫等の
制御が出来て、効果も持続する。
こういった特性から、欧米では1950年代から
今に至るまで、室内の防虫、建築時の防腐
防蟻にホウ酸塩が広く使われています。
新築時には上棟後に土台・柱・梁・天井材に
ホウ酸を噴霧します。
リフォームのシロアリ対策は床下よりホウ酸を
噴霧します。
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